Samsung Galaxy Unpacked 2020 発表されたものと所感【Galaxy Flip Z/S20】
本日(日本時間2020年2月12日AM4:00-5:00)、Samsungの新製品発表イベントGalaxy Unpacked 2020がありましたので、所感を。
・今回発表された新製品
Galaxy Z Flip
Galaxy S20 シリーズ
Galaxy Buds+
【Galaxy Flip Z】
縦折りの良いところ
・半開きの状態で、縦の2画面分割ができる。
・フットプリントができるので、置いて使える。
ビデオチャットや、カメラを固定して使いたいときに良い。(長時間露出やセルフィーなど。)
どちらかというと、女性に推したいのかも。
置いて使うときに便利というのは、面白いアイディアだけども、主観としては、このサイズで折りたたむのは、そこまでメリットを見いだせていない。("開く"というひと手間があるので。)
ふと思いついた仮説としては、開いている状態がデフォルトで、小さく折りたたみたい時だけ折りたたむでも良いのかも。
折りたたんでいる状態だと、落下時の画面割れ回避になるかもしれませんし、もしかしたら、スマートフォンには折りたたんで小さくすることも可能という選択肢があって良いのかも。
Foldと違って、折り目が横向きになるのだけど、折り目が気にならないっぽいのはスゴイ。
少し残念ポイントは、5Gには対応していないらしいです。
【Galaxy S20 シリーズ】
・4眼カメラ(標準、超広角、望遠、深度)
1テイクでのマルチショット撮影
・100倍ズーム 望遠鏡のように遠くの景色まで撮影可能。
・8Kビデオ撮影可能
※S20、S20+、S20 Ultra 5G、それぞれによって、カメラの仕様は異なる。
【Galaxy Buds+】
バッテリー11時間は、良き。バッテリーが劣化しても長期間使えそう。
ノイズキャンセリング機能は無し。
・イベント全体を通しての所感
5Gの普及により、Google Duoでのビデオチャットや、Netflix、クラウドゲーミングなどのキーワードがフィーチャーされていたが、個人的には、もっと短時間で消化できるコンテンツの需要が増える気も。(Netflixがスマートフォンの画面上でレコメンドされる未来は、そこまで嬉しくはない。)
例えば、ざっくり思うのは、5−10分くらいの教育系コンテンツや、SNSよりな英会話学習ビデオチャットサービスなど。
画面が折り畳めるスマートフォンや、カメラ性能の進化など、全体的に流行を捉えてスマートフォン業界を牽引している感はあれど、フラッグシップ機の発表の割には、あっさり目な発表だった印象。
スマートフォンのとしての進化の過渡期感、今年は様子見感はあった。
・今回発表されなかったFold 2に、期待。
縦折りできるFlip Zが、ディスプレイが折り畳める割には、抑えめな価格設定という感じもあるので、Fold 2も20万円以下になってくれると嬉しい。
Samsungがこういう様子見な年の感じなら、秋のiPhoneも大きな変化は起こらなそうな気もするので、次に買い換えるスマートフォンは、Fold 2が有力候補。
開いて8インチ程度の大きさになり、書籍を消化するデバイスとしてだけでも十分魅力ですし、ウワサのSペン手書き対応が待望すぎる。
・カメラ機能の進化についての雑感
8K対応というスペックはおもしろいですが、現実的には、まだ焦らなくても、という立ち位置。
現段階では、8Kで撮ってみたよ、を数回試せれば十分なのではないかな。(視聴環境、制作編集環境ともに、普及するにはまだまだ環境が追いついていない。)
個人的に、今回SamsungのGalaxy Unpacked 2020で、一番ドキッとしたのは、Galaxyシリーズの回顧シーンで、一瞬コンデジの画像が出てきたこと。(Samsungがいま本気でカメラを作ったら大穴すぎますね笑)
スマートフォンカメラの画質は素晴らしくなってきて必要十分だとは思うんですが、ファインダー覗いて、ダイヤルで露出決めて、という儀式が楽しすぎるんですよね。(日中明るいときに画面で確認するのもつらい。。)
高画素、高画質化、暗所に強くキレイに撮れるようになってきている傾向も良いのですが、独特の味みたいなのがあったら嬉しいかも。
以上、最後までお読み下さりありがとうございます。